1978-06-07 第84回国会 参議院 決算委員会 第15号
○会計検査院長(佐藤三郎君) 昭和五十年度歳入歳出決算は、五十一年十月十九日内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和五十年度決算検査報告とともに五十一年十二月十日内閣に回付いたしました。 昭和五十年度の一般会計決算額は、歳入二十一兆四千七百三十四億千六百五万余田、歳出二十兆八千六百八億七千八百六十万余田でありまして、前年度に比べますと、歳入において一兆九百四十二億九千二百六十三万余田、歳出において
○会計検査院長(佐藤三郎君) 昭和五十年度歳入歳出決算は、五十一年十月十九日内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和五十年度決算検査報告とともに五十一年十二月十日内閣に回付いたしました。 昭和五十年度の一般会計決算額は、歳入二十一兆四千七百三十四億千六百五万余田、歳出二十兆八千六百八億七千八百六十万余田でありまして、前年度に比べますと、歳入において一兆九百四十二億九千二百六十三万余田、歳出において
○会計検査院長(佐藤三郎君) 昨年十一月、国会その他において御指摘を受けました本院職員の出張先における接待問題につきましては、会計検査院に対する国会並びに国民の信頼を裏切る結果となりましたことを痛切に反省し、今後再びこのような事態を繰り返さないよう、直ちに各般の処置をとっているところでありますので、再び同種の事態が発生することはないものと固く信じておりますが、ただいまの御決議の趣旨を体しまして、今後
○佐藤会計検査院長 けさほど来るるいろいろとお話を伺い、また部下からの報告も聞きまして、本件問題は非常に腑に落ちない点が多うございますので、信頼される検査院という意味におきまして厳正なる検査を施行したい、こう考えております。 それから、最後にちょっとお触れになりましたいわゆる白紙委任状を出さない者には払わないという制度、これもまた非常に腑に落ちないやり方でございますので、これもあわせて厳重に検査したい
○佐藤会計検査院長 昭和五十一年度決算検査報告に掲記した事項につきまして、その主な事例を説明いたします。 まず、「不当事項」のうち、収入に関する批難金額十五億五千三百万円の大部分を占めておりますのは、例年どおり大蔵省において租税の徴収額に過不足が生じたというものであります。これらの過不足額十四億三千七百万円につきましては、本院の指摘後、いずれも徴収または還付の処置がとられております。 次いで、支出
○佐藤会計検査院長 昭和五十一年度会計検査院主管一般会計歳入決算並びに会計検査院所管一般会計歳出決算につきまして、その大要を説明申し上げます。 会計検査院主管の歳入につきましては、予算額八百四十四万余円に対しまして、収納済歳入額は、九百七十六万余円であり、差し引き百三十一万余円の増加となっております。 収納済歳入額の主なものは、公務員宿舎貸付料等の国有財産貸付収入八百五十六万余円であります。
○佐藤会計検査院長 昭和五十一年度決算検査報告につきまして、その概要を説明いたします。 会計検査院は、五十二年十月十八日、内閣から昭和五十一年度歳入歳出決算の送付を受け、その検査を終えて、昭和五十一年度決算検査報告とともに五十二年十二月十四日、内閣に回付いたしました。 昭和五十一年度の一般会計決算額は、歳入二十五兆七百六十億千六百六十万余円、歳出二十四兆四千六百七十六億千二百四万余円でありまして
○佐藤会計検査院長 昨年十一月、国会その他において御指摘を受けました本院職員の出張先における接待問題につきましては、会計検査院に対する国会並びに国民の信頼を裏切る結果となりましたことを痛切に反省し、今後再びこのような事態を繰り返さないよう直ちに各般の処置をとっているところでありますので、再び同種の事態が発生することはないものとかたく信じておりますが、ただいまの御決議の趣旨を体しまして、今後とも厳正な
○会計検査院長(佐藤三郎君) そういうお話はいま初めてお聞きするので、そういう事実があったとすればまことにけしからぬ話になりますけれども、なお公団、建設省ともよく連絡をとって調査してみたいと思います。
○会計検査院長(佐藤三郎君) その他の個所につきましては、今後、この一月から本格的に実地検査に職員を出しております。その検査の際に並行してこれをよく見るというつもりでおります。
○会計検査院長(佐藤三郎君) 現状において打てるだけの手は打ちましたけれども、なおまだ新しい体制で御批判のありましたような事態が起きないように抜本的に対策を講じたために、従来にないいろんな問題が今後付随して起こってくるだろうと思います。そういう細かい点を今後きめ細かにまたやっていかなければいけないと、こういうふうに考えております。
○佐藤会計検査院長 それはもちろん調べます。
○佐藤会計検査院長 会計検査院法によりますと、輸銀の融資先につきましては検査の権限はございません。しかしながら、輸銀を通じて調べるという方法はあろうかと思います。(安宅委員「輸銀を調べる権利はあるでしょう」と呼ぶ)輸銀は調べる権利はもちろんございます。
○佐藤会計検査院長 その規定を発動できるかどうかの問題でございますが、前払い金が払われている、それが効率的に使用されていないということになれば、その意味では検査はできます。しかしながら、いま坂井委員からいろいろお話がありましたように、前払い金自体が非常に規定が不備なんですね。そして、業者が前払い金をもらいまして、この金をいつまでに、何にどの程度使うかというような細かい制約がないわけです。したがって、
○佐藤会計検査院長 前払い金はもちろん国費の重要な部分を占めておりますので検査はしておりますが、いまお話のありました下請に何%払っているかというような事態についてはいままで検査しておりません。
○佐藤会計検査院長 五十一年度の検査報告に特記事項として掲記したわけでございますが、会計検査院は本来、違法、不当事項を指摘するというのが基本的義務でございます。その他、こういつた制度の見直しということも大いにやるべきであるという考えに立ちまして、そういう面にも非常に注意をしてまいったわけでございます。かたがた、決算委員会等でも租税措置の特別法等にもよくメスを入れてくれ、こういうようなお話もあり、また
○会計検査院長(佐藤三郎君) このたび、会計検査院職員の会計実地検査の際におきます行動につきまして疑惑を招くことになりましたことは、国民各位に、憲法上の特別機関である本院に対する多大な不信感が生ずる結果となり、まことに遺憾であり、深く反省しているところでございます。 私どもは、先般来、会計検査院の使命の重大性を改めて認識し、原点に立ち返って新たな決意のもとに、各自の自粛、自戒はもとより、体制の整備
○佐藤会計検査院長 先ほどから申し上げましたように、本件の問題のキーポイントは、本人と、それから呼ぶ方の人間関係だと思うのです。それでいまおっしゃいましたように、学校時代の友達であるとかあるいは隣組だとかそういうような問題でなくて、検査上のあれだけだというようなことでありますれば、おっしゃるようにこれはちょっと問題だと私は思います。だから、そういう面は気をつけなければいかぬ。だから要するに、人間関係
○佐藤会計検査院長 細かい事情については、わかっている範囲においてまた事務総長から説明いたさせますけれども、結婚式自体に出席するということ、これが、相手が建設業者の場合もありましょうし、私自身も、兵器産業の重役とか、あるいは土建業者とか、あるいは国鉄納入の車両メーカーの重役とか、いろいろおりますそういうもののお嬢さんの結婚式、息子の結婚式というようなことはございますが、そういう場合に検査院長であるからそういうのに
○佐藤会計検査院長 先般の問題以来、本当に職員の末端に至るまで再びこういう疑惑を抱かれないようにふんどしを締めて検査に当たるという覚悟を決めていま乗り出しておるわけでございますが、その面につきまして、待遇改善の問題はいま関係当局と盛んに折衝しております。 それから、いま御質問になりました立入権の問題でございますが、司法権的な立入権の問題、これは非常に強硬な権限でございますので、この運用については相当慎重
○佐藤会計検査院長 先ほども申し上げましたように、非常に技術上、私の方だけではできませんものですから、建設省と連絡をとりつつ、正確なところを調べておる段階でございます。
○佐藤会計検査院長 新聞等に報道せられたものについて、いま鋭意確認を急いでおります。前から御説明しておりますように、私どもの証拠書類だけではその実態がわからない、要するに決議書その他を見ないとよくわかりません。またその決議書の内容もよく検討してみないとわからないというような状態でございますので、建設省それから防衛施設庁と密接な協力、連携を保ちつつ、実態究明にいま取り組んでおるところでございます。確定
○佐藤会計検査院長 本院の会計実地検査に関する接待問題につきましては、先般、特にお許しを得て綱紀の粛正に関する所信を表明させていただきましたが、本院の今後とるべき対策につきましては、現在鋭意検討を進めているところであります。本日、その内容を説明するようにとのお言葉でございますので、検討しております問題にっき、若干見解を述べさせていただきます。 まず、国会方面等から御指摘のありました建設省及び防衛施設庁関係
○佐藤会計検査院長 このたび、会計検査院職員の会計実地検査の際における行動について、国会並びに報道機関で取り上げられ、建設省関係の検査のみならず他省庁の検査についてまで疑惑を招くことになりましたことは、国民に、憲法上の特別機関である本院に対する多大な不信感を抱かせる結果となり、まことに遺憾であり、深く反省するところであります。 ついては、私どもはこの際、会計検査院の使命の重大性を改めて認識し、原点
○佐藤会計検査院長 厳しい環境下において厳正なる検査を施行していくという面からいきまして、この待遇改善につきましては、ふだんから私たちの非常に心を砕いているところでございます。 それで、この一般の公務員とは違った待遇という面につきまして、二つの面が考えられるのでございます。 一つは、内閣から独立する機関として、会計検査院についても、国会、裁判所と同様に、制度上職員を特別職として身分を一般職と異にした
○佐藤会計検査院長 いろいろと諸外国の制度を長い間視察していただきまして、今後貴重な御意見が聞かれるものと私たちも深く喜んでいる次第でございます。 ただいまの御質問の件でございますが、検査報告は本院の一年間の活動成果の集約でございまして、これが国会初め一般国民の関心を引くようなものとすることに本院としても努力しなければならないと考えておる次第でございます。 しかしながら、残念なことに、まだこの検査報告
○会計検査院長(佐藤三郎君) たとえ儀礼にわたるようなことでも検査上非常に誤解を招くので、そういうことは絶対やるなという方針で従来とも指導してまいりました。しかし、今回のような事態が出ましてはなはだ遺憾に存じておる次第でございます。 それで、ほかの省庁はどうかということでございますが、これは私、ほかの省庁はないものと、こういうふうに思ってはおるわけですが、なお、先般申し上げましたように、自分で自分
○会計検査院長(佐藤三郎君) 今回の事態はまことに遺憾に存じておりまして、こういうことを契機に、今後、おっしゃるような送迎を初めとして非常に細かい点まできちっと考慮したような抜本対策を立てて、そして御期待に沿いたいと、こう考えております。
○会計検査院長(佐藤三郎君) そういう問題が間々あるやに私も聞いておりましたけれども、その問題はやはりこう考えるべきじゃないかと思うんですね。それが接待につながるような関係で流されると、こいつはいけないことだと思うんです。ただ、人間関係をスムーズにするという、これは必要なことでございます。たとえば、われわれが議員さんに会う場合にも、議員さんの身元を調べましてそして一応出向くというのと同じことでございまして
○会計検査院長(佐藤三郎君) この問題に関して検査が曲げられたかどうかという問題でございますが、これについては私ども絶対に検査を曲げたようなことはないと確信いたしておりますし、もしそういう事実がございますればひとつ御指摘を願いたいと思います。曲げた事実があれば御指摘願いたいと思います。それから、それに関連してほかの省庁の問題でございますが、これも御指摘のような御意見もっともでございますので、検討さしていただきたいと
○会計検査院長(佐藤三郎君) こういう事態がありましたので、私としてはそういう事態もほかにはないと確信するんですが、なおひとつ点検の努力はしたいと思っております。
○会計検査院長(佐藤三郎君) 今回こういう事態がありましたことをはなはだ遺憾に思う次第でございます。憲法上、独立機関といたしまして、厳正公平な検査を施行すべく憲法で保障せられた独立機関においてこういう事態があったということを本当に申しわけなく存じておる次第でございます。私といたしましては、今回の事件はこれは早急に徹底的に事実を調査いたしまして、これに対する応分の処置を講ずることはもちろんでございますけれども
○佐藤会計検査院長 これは、いままでの出張官が全部わかっておりますので、その一々の出張官に当たって報告を聞く、どういう状態であったかという報告を聞きまして、今度はその裏づけの資料を証拠書類、あるいは証拠書類でわからないものは——要するに内訳が証拠書類だけではわからぬ場合が往々にしてあるのです。と申しますのは、たとえばどこで飲食したということが書いてございますけれども、これが会計検査院の関係のものであるかどうかわかりませんので
○佐藤会計検査院長 いままで、全部ではございませんが、報道せられたような事実もあるということは部下からの調査の報告で聞いております。
○佐藤会計検査院長 このたび新聞紙上に報ぜられておりますような事態が起きましたことにつきましては、はなはだ遺憾な事態であると存じておる次第でございます。憲法上の独立機関として厳正、公平に検査をしていくことを要請されております会計検査院の職員は、特に身を正して検査すべく要請されておるわけでありまして、そういう意味において国民の信頼を裏切るような事態が出てきたということに対しまして、私はなはだ遺憾に存じておる
○佐藤会計検査院長 会計検査院といたしましては、まず調査機能の拡充ということは、これは従来からも願っていることでございまして、先般、総理の答弁もございましたし、調査官の増員、それから旅費の増額というような面につきまして、今後とも努力してまいりたい、こういうふうに考えております。 また、先般の本委員会の警告決議におきましてありましたように、検査院の権限の強化拡充ということにつきましても、私どもとしても
○佐藤会計検査院長 昭和五十年度決算検査報告に掲記した事項につきまして、その主な事例を説明いたします。 まず、「不当事項」のうち、収入に関する批難金額十二億五千五百万円の大部分を占めておりますのは、例年どおり、大蔵省において租税の徴収額に過不足が生じたというものであります。これらの過不足額十一億五千五百万円につきましては、本院の指摘後、いずれも徴収または還付の処置がとられております。 次いで、支出
○佐藤会計検査院長 昭和五十年度会計検査院主管一般会計歳入決算並びに会計検査院所管一般会計歳出決算につきまして、その大要を説明申し上げます。 会計検査院主管の歳入につきましては、予算額八百二十七万余円に対しまして、収納済歳入額は、九百十二万余円であり、差し引き八十四万余円の増加となっております。 収納済歳入額の主なものは、公務員宿舎貸付料等の国有財産貸付収入八百五十二万余円であります。 次に、
○佐藤会計検査院長 昭和五十年度歳入歳出決算は、五十一年十月十九日、内閣から送付を受け、その検査を終えて、昭和五十年度決算検査報告とともに五十一年十二月十日内閣に回付いたしました。 昭和五十年度の一般会計決算額は、歳入二十一兆四千七百三十四億千六百五万余円、歳出二十兆八千六百八億七千八百六十万余円でありまして、前年度に比べますと、歳入において一兆九百四十二億九千二百六十三万余円、歳出において一兆七千六百十億八千五百二十二万余円
○佐藤会計検査院長 政府関係機関等の融資先や債務保証先に対する検査につきましては、確かに現行制度のもとでは会計検査院の検査権限が及ばないところがございます。で、会計検査院といたしましては、御決議を十分に尊重し、検査の強化充実の方法について鋭意検討を重ね、御趣旨に沿うよう努力してまいりたいと存じます。 ————◇—————
○佐藤会計検査院長 院長といたしまして、非常に部下の教育不行き届きで、はなはだ申しわけないと存じております。私の不徳のいたすところと思います。いま先生のおっしゃったようなことを体しまして、よく検討し、努めたいと存じます。
○佐藤会計検査院長 検査院のいわゆる不当事項というのは、院法で規定されておりますが、その内容についてまで規定してございませんので、これをどう考えるかは、おのずから常識の線に従って考えなければなりませんが、法律、政令もしくは予算に違反した事態または不経済となっているものという中から不当事項が出ていくわけでございますが、それにしても、御承知のように、たとえば、ごく小額の過払いがあったりしたものを一々不当事項